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交際クラブの運営現場からPATOLO編集部に寄せられた、トラブル・クレームのご相談事例29件

交際クラブの運営現場からPATOLO編集部に寄せられた、トラブル・クレームのご相談事例29件

PATOLO編集部は、交際クラブの運営現場から寄せられたトラブル・クレームのご相談事例29件を整理し、相談の内容、運営側の対応と結果、現場スタッフの声を公開します。

あわせて、運営がトラブルの種類ごとにどう動いているかもまとめました。

相談の内容は、お金のやり取りの行き違いから、替え玉、盗撮、脅迫、警察が関わった事例まで、軽いものから重いものまで幅広くありました。

中には、当時は注意で済ませたものの、現場では「本来なら退会にあたる」と見ている事例も含まれています。

交際クラブやマッチングサービスをこれから使う方、すでに使っている方が、同じトラブルに巻き込まれないための判断材料として役立ててください。

掲載にあたっては、会員やスタッフを特定できる情報を削除し、事例の趣旨が変わらない範囲で表現を改めています。

29件の対応の内訳

29件の事例で運営がとった対応は、次のとおりです。1件の事例に複数の対応をとったものがあるため、合計は29件を超えます。

運営の対応件数
厳重注意9件
その他(記録のみ、入会のお断りなど)9件
強制退会7件
運営側では対応できなかった5件
お相手への賠償5件
和解4件
軽い注意4件
自主退会2件

厳重注意と、その他(記録のみ、入会のお断りなど)がそれぞれ9件ともっとも多く、強制退会が7件で続きます。一方で、「運営側では対応できなかった」事例も5件ありました。

会員どうしのお金の問題や、会員と家族の間の問題など、運営が踏み込めない事例です。運営の現場では、会員どうしの金銭トラブルには、特例を除いて介入しない方針がとられています。

お金をめぐるご相談

事例1:預かったカードを使い込み、弁償を求められた

ご相談の内容

当事者:女性会員(カードを預かった側)、男性会員(カードを渡した側)

交際関係になった男性からクレジットカードを渡され、交際費として受け取っていた女性会員が、カードをかなり使い込んでしまいました。男性から問い詰められ、弁償を求められる事態に発展しました。

運営の対応と結果

明らかに会員どうしのトラブルだったため、運営は介入できませんでした。

女性会員には「カードを渡されたとしても、勝手に使い込めばどうなるか分かるはず」と厳重に注意し、そこで区切りとなっています。

編集部から

カードや口座を預かると、あとから「そんなつもりではなかった」と言われたときに反論が難しくなります。お金の管理は自分の財布の中で完結させるのが安全です。

事例2:15万円を渡したあと会いたくないと言われ、男性が激怒した

ご相談の内容

当事者:男性会員(お金を渡した側)、女性会員(お金を受け取った側)

男性会員が「次回から会おうね」と女性に15万円を渡しました。

ところが女性が交際の条件をめぐって難色を示すようになり、最後には「会いたくない」と伝えます。男性は激怒し、「女性を探し出して賠償させる」と運営に申し出てきました。

運営の対応と結果

特例として、運営から女性に連絡し、運営の口座に15万円を振り込んでもらい、運営から男性へ代わりに返金しました。それでも男性は「謝って済むなら警察はいらない」と収まりませんでした。

運営は、このままでは女性への恐喝まがいの行為になりかねないとして、女性への接触をやめるよう伝えています。

最終的に運営と男性の間で和解が成立し、女性は自主退会しました。

現場の声

会員どうしの金銭トラブルはよく起きます。ただし特例を除き、運営は会員どうしのお金の問題には介入しないことになっています。

事例3:交通費とお手当の合計額の認識が1万円ずれていた

ご相談の内容

当事者:男性会員(交通費込みで渡した側)、女性会員(受け取った側)

以前から利用している男性会員の中には、交通費とお手当を一緒のものと考えている方がいます。この事例では、男性は交通費込みで「3万円」を渡したつもりでした。

一方、女性は交通費の1万円は別にもらえると考えており、合計「4万円」を受け取れると思っていました。

運営の対応と結果

運営では、交通費とお手当は分けて考えるよう案内しています。双方の話を聞き、ルールを伝えたうえで軽く注意しました。

現場の声

最初のうちはルールを伝えて軽く注意し、行き過ぎるようなら厳重に注意します。ただ、お手当は運営にとっても扱いがデリケートな領域で、強く言えないこともあります。

編集部から

顔合わせの前に「交通費は別か、込みか」を言葉にして確認しておくと、当日の気まずさを避けられます。

事例4:次回の分までまとめて渡したら、連絡が取れなくなった

ご相談の内容

当事者:男性会員(先に渡した側)、女性会員(連絡が取れなくなった側)

男性会員が、1回目のデートで2回目の分までまとめてお手当を渡したところ、2回目の約束の前に女性と連絡が取れなくなりました。

運営の対応と結果

運営から女性に連絡し、事実を確認するところまではできます。ただし、返金するかどうかは女性次第だと男性に伝えています。対応区分は「運営側では対応できなかった」と「軽い注意」です。

現場の声

男性が見栄を張るのか、この種の事例は日常茶飯事です。

編集部から

先払いは、受け取る側にとっても「次も会わなければ」という負担になります。その日の分をその日のうちにやり取りするだけで、行き違いはぐっと起きにくくなります。

事例5:交通費として1,000円しか渡されなかった

ご相談の内容

当事者:女性会員(交通費を受け取った側)、男性会員(交通費を渡した側)

そのクラブの規約では、交通費は5,000円〜1万円と定められていました。女性会員が受け取ったのは1,000円だけでした。

運営の対応と結果

規約より少ない額を渡した場合は退会とするルールに沿って、男性会員は強制退会となりました。女性会員には交通費の差額を支払い、今後は受け取った額をその場で確認するよう伝えています。

現場の声

女性の面接の際にも、金額はその場できちんと確認するよう、もっとしっかり伝えていかなければと感じた事例です。

事例6:入店後に「携帯の調子が悪い」と支払わずに帰った

ご相談の内容

当事者:男性(支払わずに帰った来店客)、クラブ

店舗型のクラブで、男性が来店して女性とのセッティングが1件成立しました。この場合、入店料とセッティング料の支払いが必要です。ところが男性は携帯電話の調子が悪いと言い出し、その場で決済しないまま帰ってしまいました。

運営の対応と結果

支払いに来てもらうよう連絡し、厳重に注意しましたが、現在も支払いはされていません。

事例7:お手当を払わず、ポイントの現金化を求めた(PATOLOの事例)

ご相談の内容

当事者:男性会員(PATOLOの会員で、支払わなかった側)、女性(別の交際クラブの会員)

PATOLOの男性会員が、別の交際クラブに所属する女性と会いました。

現金を持っていなかったためスマホ決済で払おうとしたものの、「携帯の調子が悪い」と言い出し、当日は支払いませんでした。その後、女性側のクラブから相談が入りました。

運営の対応と結果

運営は男性に、お手当を運営の口座に振り込むよう伝えました。すると男性は、購入済みのポイントを現金で返金するよう求めてきました。

返金に応じれば女性に支払うと約束したものの、結局支払わず、現在も運営・男性・女性の間で係争中です。対応区分は「強制退会」と「お相手への賠償」です。

現場の声

この男性がポイントの返金を求めたのは2度目でした。1回目のポイント返金には応じることもありますが、2回目以降は完全にNGとしてほしい、というのが現場の意見です。

編集部から

支払い方法を事前に確認していても、当日に払われない可能性はあります。同じ相手から同じ言い訳が続く場合は、自分で取り立てようとせず、早めに運営へ相談してください。

本人確認やルールをすり抜ける行為

事例8:約束した女性の代わりに、友人がデートに来た

ご相談の内容

当事者:女性会員(友人に代わりに行かせた側)、男性会員(デートの相手)、女性の友人(会員ではない)

男性会員から「デートに現れた女性が別人だった」と報告が入りました。女性に連絡すると「体調を崩したので、友人に代わりに行ってもらった」との返答でした。

別人がデートに行くことは、男女ともにルール違反です。

男性からは「替え玉の人にまで自分の連絡先が漏れているのが許せない。直接会って、目の前で連絡先を削除させてほしい」と強い申し出がありました。

運営の対応と結果

デートはキャンセル扱いとし、利用中だったキャンペーン特典(2回のデートで1回無料)の適用期限を翌月まで延ばしました。

女性には、男性の目の前で連絡先を消すことと、きちんと謝罪することを求め、スタッフが同行して対面で謝罪する準備を進めました。

その後、男性から「来なくていいので、運営が2人を呼び出して、目の前で連絡先を削除させてほしい」と連絡があり、対面での謝罪は取りやめに。

運営から女性に電話とメッセージで厳重に注意し、女性本人と友人に男性の連絡先を削除してもらいました。

女性が控えていたほかのセッティングはすべて白紙となり、翌日、規約違反により強制退会となりました。

現場の声

替え玉行為は、発覚すれば基本的に強制退会になります。

事例9:会員本人ではない男性がデートに来た

ご相談の内容

当事者:男性会員(代わりの人物を行かせた側)、女性会員(運営に報告した側)

女性会員が、デートで受け取った名刺の内容と、事前に受け取っていた男性のプロフィールにずれがあると感じ、念のため運営に報告しました。調べたところ、デートに来たのは会員とは別の、会員ではない男性でした。

運営の対応と結果

男性会員に電話すると、最初はとぼけていましたが、名刺という証拠と言動の矛盾を伝えると認めました。規約に沿って強制退会となっています。

現場の声

まれに起きる事例です。接待や友人付き合いのために、こうしたことをするケースがあります。替え玉行為は男女を問わず、基本的に強制退会です。

編集部から

会ったときにプロフィールとの違いが大きいと感じたら、その場で問い詰めず、あとから運営に伝えるだけで十分です。

事例10:会員サイトのログイン情報を女性に教えていた

ご相談の内容

当事者:男性会員(ログイン情報を教えた側)、女性(情報を受け取った側)、別の男性会員(運営に知らせた側)

ある男性会員が、デートの後に、会員サイトのログイン情報を女性に教えていました。その女性は別の男性会員とデートした際、「会員サイトが見られる」と話します。不審に思ったその男性会員が、運営に知らせました。

運営の対応と結果

行為そのものは明らかな規約違反です。ただ、知らせてくれた男性会員から「秘密にしてほしい」と頼まれたため、女性への事実確認は行わず、問題として取り上げることはしませんでした。

事例11:相手のプロフィールを印刷して持ち歩いていた

ご相談の内容

当事者:男性会員(プロフィールを印刷した側)、女性会員(印刷された側)

PATOLOの男性会員が、会員サイトに載っている女性のプロフィールを紙に印刷し、デートに隠し持っていました。万が一その紙を落とせば、個人情報の流出につながります。

運営の対応と結果

規約違反であることを伝え、厳重に注意しました。

現場の声

スクリーンショットや印刷は発覚しにくいため、軽い気持ちでやってしまう傾向があります。

編集部から

あなたが受け取った相手の情報も、同じように守られるべき個人情報です。保存や共有をしないことが、自分の情報を守ってもらうことにもつながります。

事例12:プロフィールの写真や内容が実際と違った

ご相談の内容

当事者:男性会員(クレームを入れた側)、女性会員(デートの相手)

プロフィールはスタッフが手作業で作成しており、写真も写り具合によって出来に差が出ます。そのため「写真と別人が来た」「プロフィールと女性の話している内容が違う」といったクレームや、小さなトラブルに発展することがあります。

運営の対応と結果

双方に事情を説明して和解に至ったケースや、軽い注意で収まったケースがありました。

事例13:不快な写真を複数の男性に送っていた

ご相談の内容

当事者:女性会員(写真を送った側)、男性会員(写真を受け取った側、複数)

女性会員が、床が血で汚れた写真など、見る人を不快にさせる写真を、紹介を受けた複数の男性に送っていました。

運営の対応と結果

不快に思う人もいるので控えてほしいと女性に伝えるくらいしかできず、運営側では対応しきれなかった事例です。

身の安全に関わるご相談

ここからは、身の危険や犯罪に関わる重いご相談です。何が起き、運営がどう対応したかが分かる範囲で紹介します。

事例14:ベッドに向けてモバイルバッテリーが置かれていた

ご相談の内容

当事者:女性会員(相談した側)、男性会員(デートの相手)

2回目以降のデートで親密な関係になった際、ベッドに向けて、モバイルバッテリーが不自然に置かれていました。女性が位置をずらしても男性が何度も元に戻し、照明も明るいままで、かなり怪しいと感じたそうです。

それまで親切にしてくれていた相手で疑いたくはなかったものの、念のため写真を撮っておきました。後日調べると、通販サイトで同じ形の盗撮器具が見つかりました。

運営の対応と結果

運営は、今後のためにも男性に事実確認をさせてほしいと女性に伝えました。

しかし女性は、報復として動画をばらまかれることを強く恐れており、大ごとにしたくないとの意向でした。そのため男性には連絡せず、記録を残すだけにとどめています。

現場の声

盗撮はそもそも犯罪で、場合によっては警察沙汰に発展します。発覚した場合は、基本的に強制退会です。現在のルールでは、証拠がない状態でも、2回疑いがかかれば強制退会にしています。

事例15:シャワー中に盗撮機器を仕掛けられた

ご相談の内容

当事者:女性会員(被害を受けた側)、男性会員(機器を仕掛けた側)

ホテルの客室で、女性がシャワーを浴びている間に盗撮機器を仕掛けられました。女性は不審な音に気づいて機器を見つけ、男性を問い詰めます。男性は最初は否定したものの、あとで認めました。

男性はかなり謝って反省していたそうです。女性が運営に報告すると伝えると、それは受け入れたものの、「会社には絶対に言わないでほしい」と頼んできたといいます。

運営の対応と結果

盗撮機器は女性が回収し、自分で処分するとのことでした。女性はその後も活動を続けています。

男性には電話で経緯を伝えて確認し、謝罪を受けました。規約違反であり法律にも反するため強制退会と伝え、本人も納得したうえで退会の手続きをとっています。

履歴を残すため、男性の情報は削除しないことにも納得してもらいました。

事例16:飲酒運転の車に同乗させられた

ご相談の内容

当事者:女性会員(同乗した側)、男性会員(運転した側)

女性から「相手が飲酒運転をしていて、隣に座っていて少し怖かった」という報告が届くことがあります。

運営の対応と結果

女性がこうした報告で嘘をつくことは考えにくいため、程度の差はあっても、お酒を飲んで運転したことは事実と判断します。報告を受けたら、男性会員に連絡します。

現場の声

本来なら一発で退会です。ただし、ビール1杯程度の軽い飲酒で、男性が次回から絶対に飲まないと誓う場合に限り、1回だけ退会を猶予しています。泥酔しての飲酒運転は、もちろん1回で退会です。

1回目に忠告したのに2回目も飲酒運転をした場合は、例外なく退会です。ビールに口をつけただけ、お酒入りの料理を食べただけでも、2回目は認めません。入会金の返金もありません。

初回のデートでの飲酒運転は、命に関わる犯罪として扱います。また、飲酒運転をする人は、ほかの社会的なルールも守らない傾向があるというのが現場の見方です。

交際が始まってからのデートで飲酒運転があった場合は、交際を続けるかどうかは女性の判断になるため、男性を退会にはできません。

その場合も男性への注意は行います。入会時の面談では、飲酒運転は一発退会になると伝えています。

編集部から

相手が少しでもお酒を飲んでいたら、車には乗らないでください。その場で断りにくければ「酔いやすいので電車で帰ります」と伝えるだけでかまいません。

事例17:顔を平手でたたかれ、お手当ももらえなかった

ご相談の内容

当事者:女性会員(たたかれた側)、男性会員(たたいた側)

デート中に女性が顔を平手でたたかれ、受け取る予定だったお手当も支払われませんでした。

運営の対応と結果

女性と男性の双方に事実を確認し、男性が認めたため、運営から代わりにお手当を振り込みました。男性には厳重に注意しています。

現場の声

下手をすれば傷害事件になるケースで、規約以前にアウトです。

事例18:交際を断ったら、職場と名前を特定したとほのめかされた

ご相談の内容

当事者:女性会員(相談した側)、男性会員(連絡してきた側)

女性会員から、次のような相談がありました。

  • 条件が合わず断ったら、職場と名前を特定したと告げられた
  • 「ばらされたくなければ条件に合わせて会いに来い」とも受け取れる連絡があった
  • すでに男性の友人に、自分のことを話しているようだ

運営の対応と結果

運営は女性に電話で詳しく話を聞き、証拠としてメッセージのスクリーンショットを送ってもらいました。規約違反と見られる言動も確認できたため、男性会員に事実確認をしたいと伝えました。

しかし女性は、運営に相談したことを絶対に知られたくないとの意向でした。

女性としては「交際するつもりはなく、すでに断ったので、男性の処分を求めているわけではない。それより逆恨みで自分の情報が漏れることがいちばん困る。こういう男性がいることを運営に伝えたかった」とのことでした。

仕事の事情もあって事実確認の了承を得られず、男性への連絡は見送りました。

女性に対しては、次の対応をとりました。

  1. その男性を、女性に紹介しない相手として登録した
  2. 女性の希望で、プロフィール写真にぼかしを入れた

男性については、ほかにも問題のありそうな報告が数件寄せられていたため、警告をしたうえで次回の契約更新をお断りする方向で進めています。

女性の希望もあり、本件とは時期をずらして対応するため、その間に男性から入る申し込みは担当の支店が注意して見ています。

現場の声

双方への事実確認はできていませんが、メッセージのスクリーンショットをもらったことで、事実に近い状況をつかめました。本来は女性を説得して、すぐに男性へ事実確認できるのが一番です。

ただ、状況によっては経過観察となるケースもあります。担当の支店は最後まで責任を持って注意が必要な男性を見守り、警告し、場合によっては上長に相談して対応します。

編集部から

相手からのメッセージは、消さずにスクリーンショットで残しておいてください。運営が相手に連絡できない場合でも、記録が残っていれば、紹介を止めるなどの手を打てます。

事例19:SNSでしつこく連絡され、所属先に手紙まで届いた

ご相談の内容

当事者:女性会員(連絡を受けた側)、男性会員(連絡を続けた側)

男性会員から、複数のSNSでしつこくメッセージが届きました。さらに、女性の所属先宛てに手紙も送られてきました。

運営の対応と結果

女性から、男性に送られたメッセージの一覧を受け取り、保存しました。男性は、しつこくメッセージを送ったことも手紙を送ったことも認めましたが、嫌がらせの意図はなかったとしています。

運営に報告があったあと、女性から男性に連絡をやめるよう伝え、男性からは「連絡をやめる」と返信がありました。対応区分は「厳重注意」と「和解」です。

現場の声

女性から受け取ったメッセージを確認し、嫌がらせの内容は含まれていないことを確かめました。女性と電話で話した際も、今後男性から連絡が来ない限り、追加の対応は必要ないとのことでした。

男性は女性との関係を続けたい気持ちから連絡したものの、迷惑をかけて申し訳ないと反省しています。ただ、女性に迷惑をかけたのは事実のため、男性の会員評価を下げました。

今後また規約違反があれば、運営の規定に沿って対応します。

事例20:2回目のデートで、美人局に脅された

ご相談の内容

当事者:男性会員(脅された側)、女性会員(デートの相手)、第三者の男性(脅した側)

2回目のデートの場に別の男性が現れ、男性会員に「刑事告発する」「家に行って家族にばらすぞ」などと脅してきました。いわゆる美人局(つつもたせ)の手口です。

運営の対応と結果

相談した男性会員は肝の据わった人で、相手を軽くあしらって切り抜けました。ただ、人によっては引っかかってしまう手口です。

事例21:撮影の依頼がエスカレートし、警察沙汰になった

ご相談の内容

当事者:女性(被害届を出した側)、男性会員(撮影を頼んだ側)

ある男性は女性を撮影するのが好きで、以前紹介を受けた女性に撮影をさせてほしいと頼み、撮影会が開かれました。撮影は次第にエスカレートし、最終的に女性が強制わいせつで警察に被害届を出しました。

運営の対応と結果

女性から運営への事前の相談はなく、運営が知ったときにはすでに警察沙汰に発展していました。その後、警察が来店して2人の個人情報の開示を求め、運営は警察に情報を提供しました。

その後の進展は運営では把握できていません。本件について、運営からは男性に連絡を取らない方針で進めました。

事例22:既婚男性の配偶者が、本人になりすまして女性に近づいた

ご相談の内容

当事者:女性会員(訴えられた側)、既婚の男性会員、男性会員の配偶者

男性会員の活動が配偶者に知られ、それ以降、活動内容やメッセージのやり取りをすべて配偶者が握るようになりました。この男性は、10人の女性と交際していました。

配偶者は男性になりすましてメッセージで女性と連絡を取り、次のデートの約束を取りつけたり、女性の個人情報を聞き出したりしました。

デート当日に現れたのは配偶者で、女性に直接会って、不倫を認める文書を書かせたり、慰謝料を求めて訴えを起こしたりしています。

運営の対応と結果

配偶者から女性会員に300万円の慰謝料を請求する訴えが起こされたケースは、運営で把握している限り2件ありました。会員と配偶者の間の問題のため、運営側では対応できませんでした。

対応区分は「お相手への賠償」「運営側では対応できなかった」「自主退会」です。

編集部から

身の危険を感じたら、運営への報告より先に、その場を離れて安全を確保してください。

緊急のときは110番、緊急ではないものの警察に相談したいときは警察相談専用電話「#9110」、性犯罪の被害については「#8103」が窓口です。

相手からのメッセージや受け取った物は、削除や処分をせずに残しておくと、あとで相談するときの助けになります。

盗難に関するご相談

事例23:男性のシャワー中に、少しずつお金を抜き取っていた

ご相談の内容

当事者:女性会員(お金を盗んだ側)、男性会員(被害を受けた側)

男性がシャワーを浴びている間などに、女性が計画的に少しずつお金を盗んでいたという事例です。

現場の声

運営で事実を確認するのは難しいものの、たびたびこうした話が出ることから、一定の割合で起きていると考えられます。

事例24:控室の備品が持ち去られた

ご相談の内容

当事者:女性(控室を使う側)、クラブ

店舗の控室に置いてある備品が、よく持ち去られます。備品にはブランド品もあるため、盗まれると被害額が比較的大きくなります。

現場の声

規約に、備品についての文言を盛り込んでもいいかもしれません。

運営スタッフへのクレームや、会員どうしの行き違い

事例25:身分証の提示を求めたら激怒し、電話をかけ続けてきた

ご相談の内容

当事者:男性(入会を希望した側)、運営スタッフ

入会前の面談に行ったスタッフが本人確認書類の提示をお願いしたところ、男性が「なぜそちらの名刺には住所がないのに、こちらは身分証を出さなければいけないのか」と激怒しました。その後、窓口に何度も電話をかけてきました。

運営の対応と結果

担当のスタッフが手を離せず、別の責任者が折り返して対応し、厳重に注意しました。

現場の声

こうした方には無理に対応せず、電話を切って、上司から折り返すようにしてください。恫喝や脅迫がひどい方は、無理をせず責任者に引き継いでください。

事例26:入会の面談で現金を押しつけられ、断ると嫌がらせが続いた

ご相談の内容

当事者:男性(入会を希望した側)、運営スタッフ

男性が入会の面談に部下を連れてきて、部下に書類へサインさせようとしました。

「金は払うから、あとはうまくやっておいて」と言い、現金を地面に置いて「拾わないなら、このまま帰るよ」と迫ります。スタッフはやむなく現金を拾い、店舗に戻りました。

運営の対応と結果

上長に報告し、入会をお断りする旨を男性に伝えたところ、態度が一変しました。「金を盗まれた」と言い出し、その後も運営への嫌がらせの電話を繰り返しました。最終的には、預かった現金を返しています。

現場の声

失った時間も多く、スタッフへのたび重なる嫌がらせは度を超えていました。

事例27:運営の連絡ミスで、別の女性がデートに来てしまった

ご相談の内容

当事者:男性会員(デートを申し込んだ側)、運営スタッフ(連絡先を取り違えた側)

スタッフの対応ミスで、男性が申し込んだのとは違う女性がデートに来てしまう事例です。主な原因は、女性の連絡先を取り違え、別の女性にデートの案内を送ってしまうことでした。

運営の対応と結果

男性への無償のポイント付与、重ねての謝罪、当日に別の女性を紹介するといった対応をとり、和解しています。

事例28:電車の遅れで男性が遅刻し、女性が激怒した

ご相談の内容

当事者:女性会員(激怒した側)、男性会員(遅刻した側)

男性から「電車の遅れでデートに遅れる」と運営に連絡がありました。運営から女性に伝えると、女性は「知らないよ。私の時間と男性の時間では価値が違う」と激怒しました。

運営の対応と結果

デート自体は成立しましたが、男性からの評価はよくありませんでした。

現場の声

遅刻では男性がクレームを入れることが多そうに見えますが、意外と女性側が怒るケースもあります。

事例29:女性の体調不良による当日キャンセルに、男性が強い不満を示した

ご相談の内容

当事者:男性会員(不満を示した側)、女性会員(キャンセルした側)

デート当日、女性から体調不良を理由にキャンセルの申し出がありました。男性会員は「運営は女性に甘い。約束を守れない女性を上位のランクにするな」と強い不満を寄せました。

運営の対応と結果

男性には、女性が積極的な交際を希望している設定であっても、必ず交際に発展するわけではないことを理解してほしいと説明し、軽く注意しました。

現場の声

この種のやり取りは日常茶飯事です。最初のうちは、理解を得られるよう丁寧な説明を繰り返すよう心がけています。行き過ぎた場合は、ルールを守っていただけないとして、強制退会となるケースもあります。

当時は注意や見送りで済んだが本来なら退会にあたる事例

ご相談の中には、当時の事情から注意や記録だけで済ませたものの、現場では本来なら退会にあたると見ている事例がありました。

事例当時の対応現場の見方
事例14 盗撮が疑われた女性の意向で男性に連絡せず、記録のみ盗撮は発覚すれば基本的に強制退会。今は証拠がなくても2回の疑いで強制退会
事例17 平手でたたいた厳重注意と、運営からの代わりの支払い傷害事件になりうる行為で、規約以前にアウト
事例10 ログイン情報の共有報告者の希望で、女性への確認を見送り行為そのものは完全な規約違反
事例16 軽い飲酒運転二度としないと誓えば1回だけ猶予本来は一発退会。2回目は例外なく退会
事例18 職場の特定をほのめかした女性の意向で直接の確認を見送り、警告と更新お断りへ規約違反と見られる言動を確認済み
事例7 ポイント返金の要求1回目は応じた2回目以降のポイント返金は完全にNGにすべき

被害を受けた側が「大ごとにしたくない」と望むと、運営は相手に直接確認できないことがあります。それでも、報告が記録に残っていれば、同じ相手に次の疑いがかかったときの判断材料になります。

運営はトラブルをどう扱っているか

運営の現場には、休日にトラブルが起きたときに責任者がどう動くかを定めた対応表がありました。そのうち、会員に関わる項目をまとめると次のとおりです。

起きたこと運営がまず行うこと運営がしてはいけないこと
危険・暴力・監禁・脅迫の報告相手の会員を即時に利用停止し、女性の安全を確認する。やり取りと証拠を保存し、最高責任者にすぐ連絡する様子見や、現場での示談
反社会的勢力の疑い該当する会員の利用をすぐに止め、証拠を保存する本人を問い詰めることや、独断での接触
デート後の軽いトラブル双方から話を聞き、記録を保存したうえで、再発の可能性から対応を決める片方の話だけで決めつけること
返金の要求要求の内容・金額・経緯を記録し、規約の該当箇所を確認する。高額になるほど、上位の責任者が判断するその場で返金の可否を約束すること
会員情報の誤送信送信先に削除を依頼し、記録を残すなかったことにすること
スタッフの不適切な発言事実を確認し、軽いものでも記録を残す口頭での注意だけで終わらせること
警察からの問い合わせ相手の所属・氏名・用件を記録し、責任者が判断するまで回答を保留する担当者だけでの回答や資料の提出
会員サイトが見られない状況を確認し、30分たっても戻らなければ責任者に連絡する30分を過ぎても連絡しないこと

身の危険に関わる報告は、どの項目よりも優先して、すぐに責任者へ上げる決まりになっています。危険を感じたときは、ためらわずに運営へ伝えてください。

PATOLO編集部からのまとめ

29件のご相談を整理すると、トラブルの多くは「その場で確認しなかった」「一人で解決しようとした」ことから大きくなっていました。最後に、事例から導いたトラブル予防のポイントをまとめます。

  1. お金は、その日の分をその場で受け取り、その場で金額を確かめる
  2. 交通費とお手当の扱いは、会う前に言葉にして確認しておく
  3. プロフィールとの違いや不審な言動に気づいたら、問い詰めずに運営へ伝える
  4. 相手からのメッセージは消さずに保存しておく
  5. 身の危険を感じたら、まずその場を離れ、必要なら警察に相談する

運営に相談したことを相手に知られたくない場合でも、記録として残しておくだけで、同じ相手による次の被害を防ぐ手がかりになります。困ったときは、一人で抱え込まずに相談してください。

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