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2024年08月14日

茶飯詐欺とは何か?被害の実態と特徴解説

この記事の目次

【茶飯詐欺とは何か?被害の実態と特徴解説】

茶飯詐欺は、最近増加している悪質な詐欺の一つであり、特にパパ活などの顔合わせを装って被害者をだまし取る手口が特徴的です。パパ活アプリユーザーの皆様は特にご注意ください。この記事では、茶飯詐欺の定義や手口、被害の実態、そして詐欺師の特徴について詳しく解説します。

茶飯詐欺の実態と特徴

茶飯詐欺の定義と手口

パパ活で男女が初めて顔を合わせるデートを顔合わせと呼び、
お互いの相性を確かめ合ったり、交際条件や希望のすり合わせをします。
当人同士の意向により、2回目以降のデートでは、食事をしたり買い物に行ったり、肉体関係に発展する男女もいます。
男性はデートのお礼金として女性へお手当を渡します。(例:顔合わせ5,000円、食事デート10,000円)

このお手当を目当てに、交際の意思がないにもかかわらず、顔合わせデートのみを繰り返す女性が存在します。この迷惑行為を茶飯詐欺といいます。
また、肉体関係をほのめかせて(実際には交際意思がない)食事デートのみを繰り返す行為も茶飯詐欺と呼びます。

茶飯詐欺は、いわゆる「お茶を飲む(茶)+飯を食べる(飯)」という顔合わせの名目で被害者を騙す手口です。
通常、女性が男性に接近し、食事やお茶を共にするなどの交流を持ちかけます。
この時点では親しげな態度を取り、被害者を信頼させることで警戒心を解かせます。
その後、被害者に何らかの形で金銭を要求する、
あるいはその場での支払いを求めるなどの手法を用いて詐欺を行います。

もしくは、お茶、お食事のその先にある親密な関係の可能性をチラっと見せつつも、
交際に発展しない形で、
男性の期待を適度に煽りながら「もしかしたら交際に発展するかもしれない」とか
「次はいけるかもしれない」といった感情をうまく使ってコントロールされている状態を指すこともあります。

被害の実態

茶飯詐欺の被害は、精神的なダメージだけでなく、経済的な損失も伴うことがあります。
被害者はしばしば大金を支払うことを求められ、その後に詐欺師が消えてしまうことがあります。
また、詐欺師は被害者の個人情報を収集し、それを悪用してさらなる被害を与えることもあります。

詐欺という言葉がつかわれていますが、
実際に現金などの金品を騙し取られる正真正銘の詐欺の場合から、
「言っていたことと違うじゃないか」「約束と違う」のような
軽度に感情面でだまされた状態を表現するために詐欺と言われることもあります。

また、パパ活をする男性は社会的に成功していて時間価値が高い場合が多いです。
茶飯詐欺に遭遇すると、メッセージやデートで多くの時間を無駄にする可能性があります。

詐欺師の特徴

茶飯詐欺を行う詐欺師の女性は、様々な手口で被害者を騙すことに長けています。
彼女らはしばしば社交的で誠実な態度を装い、被害者の信頼を勝ち取ることができます。


・女性から積極的にメッセージを送る
・メッセージの往復をせずすぐ顔合わせに誘ってくる
・ハートを多用したり、最初から男性に好意があるようなメッセージ内容
・顔合わせ(食事)1万、大人3万というように大人を含んだ交際のお手当希望額を低めに伝えてくる
→「顔合わせは交通費程度、大人4万でどうでしょうか?」など、顔合わせお手当を下げ、大人アリ交際のお手当額を上げて交渉すると、詐欺の場合は相手からの連絡が途絶えます。

また、様々な言い訳や嘘を使い、被害者を欺くことがあります。
詐欺師はまた、被害者を操作し、彼らの心理的な弱みをつくこともあります。


・顔合わせで意気投合したが、大人デートを約束すると直前に体調不良で食事デートを提案する連絡がくる
・日程変更を提案すると、中長期で体調が回復しないなどと言って食事デートを希望する連絡がくる
・男性が質問をしなくても言い訳メッセージを送ってくる

詐欺は約束通りの内容が果たされないことを言いますが、
言葉巧みに嘘にならない程度に表情や雰囲気やボディタッチや腕組、手繋ぎ、キス、抱きつき、
などなど、約束はしていないが、なんとなくこうなるだろうということをたくみに想像させて、
サポートやフォロー、お手当、お小遣いなどの行動を促す形が多いです。

違和感を感じたら早めに対策を取ることが重要です。


・パパ活をする活動理由が薄い、どういった事情でお金が必要なのかが伝わってこない

→大人アリ交際や定期パパをつくらず、顔合わせのみで稼ごうとする場合、自分の空いている隙間時間で細かくお手当を得ようと考えていることが多い。明日は会社帰りに顔合わせ30分で5,000円、など。

・歳上男性やパパ活デートに抵抗があり、信頼関係を築いてから大人交際を考えたいという発言

→パパとのデートを嫌々している。可能な限り食事デートのみで引っ張りたいと考えていることが多い

・話が噛み合わない
→男性のプロフィールを読んでいないことが多い。実際の交際をしないので女性のプロフィールは嘘情報であることも多く、言動がチグハグでボロが出やすい

・顔合わせやメッセージでパパ活の話をしない(2回目以降のデートを考えていない)
・とにかく早く顔合わせを終わらせようとする。(10分~30分)飲み物を飲むのが早い。
→対面での相性確認ではなく、顔合わせのお手当が目的のため、一刻も早く解散したがる。1日に複数顔合わせの約束をしている可能性もある。

・パパ活掲示板で茶飯詐欺報告されている

なかには複数のアプリで茶飯詐欺を繰り返し、退会と復活を繰り返している悪質女性も存在します。
アプリ内の通報がなくても掲示板で詐欺報告が上がっている場合もあるので、アプリと女性の名前で検索してみるのも有効です。

まとめ

茶飯詐欺は、顔合わせの名目で被害者をだまし取る悪質な手口です。被害者は彼らの社交的な態度や誠実な振る舞いに惑わされやすく、大きな経済的損失を被ることがあります。したがって、顔合わせやデートの際には、注意深く行動し、不審な人物や状況には警戒することが重要です。

正直、正真正銘の詐欺に該当しない場合、誰が悪いかとはっきりと言い切れない面もあるのはいなめません。

そのため、たとえば、良い雰囲気になったとしても、何回デートをしてもその先へ行けない場合は、回数か金額等で、ここまではつきあってみるが、これ以上はひきかえすというボーダーラインを自らに引いておくことが有効かと思います。

もしくは、この子なら騙されても良いと思える相手なのであれば、一周回ってふっきれて、どっぷりつかってみるのも良いでしょう。

四の五の考えている方が不健康な場合だってあるかもしれません。

とはいえ、あとから後悔してしまうぐらいなら、早め早めの決断をして、次の出会いに向かった方がスマートです。

難しいのは、会ったときに直接本人に「詐欺じゃないよね」と言葉で言うのはマイナスでしかないということです。

そのようなことを言われても相手も困ってしまいます。

詐欺ではなく正直な女性だったら、ドン引きして、去って言ってしまいます。

そうすると損をするのは男性側です。

男性側も女性同様、その場の空気感や流れ、言葉では言い表せないフィーリングで判断していくしかありません。

判断能力があげていくには経験を増やすしかありません。

結局は何人もの方との出会いの中で汲み取っていけるもののようです。

また、何回デートしても進展しない場合を詐欺と認定する角度でお話してまいりましたが、ときには自分自信のなにかが原因で関係が発展しないという場合もあるでしょう。

見た目以外に匂いや清潔感、持ち物、ファッション、言葉遣い、態度、体格、などなどなど、、

折角の機会なので、目の前の相手の女性のためだけでなく、その先にこれから出会うであろう何人もの女性や自分自身のために、見直せるところや高められるところはこの機会にたかめておいてもよさそうです。

ご相談はこちら
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参考資料
厚生労働省「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」: <https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000122>
警察庁「風俗営業等の現状と対策」: <https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/hoan/R4.fuzoku.toukei.pdf
一般社団法人日本ラブホテル協会: <https://jalh.or.jp/>
東洋経済:ひろゆき氏と考える、「現代の恋愛事情」~恋愛離れの実態を、大学生に聞いてみた!~:https://toyokeizai.net/articles/-/54885

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